FXは外国為替証拠金取引のことで、
証拠金を業者に預け、その金額の１倍から数倍程度の金額を動かして、
日々変動する外国為替を売買してその差益を得るというものです。
証拠金を預けて数倍程度の金額を動かせるのはレバレッジと呼ばれていますが、
日本では個人では最大25倍が上限となっています。
また証拠金で売買するので株式などの現物取引とは異なり、
買うだけでなく売るといった事が可能ですから、
あらゆるタイミングで利益を得られるチャンスがあります。
FXを行う方法は、
一般的には裁量取引が行われます。
裁量取引とはトレーダー自らが売り買いの判断を行うというものです。
FXを提供している業者の殆どはこの裁量取引しかサポートしていません。
一昔前まではこの裁量取引があたり前でしたが、
コンピューターの発達とともに登場したのが自動売買取引（EA）です。
自動売買取引はその名の通り自動で売買するもので
条件を打ち込むことでコンピューターが勝手にトレードを行ってくれます。
実際のところ日々の為替相場は、周期的な波があります。
このため上方向に行くにしても下方向に行くにしても、
上下しながら進んでいくものです。
株式投資とは異なって為替相場は、
上昇し続けるという性質のものではありません。
また下落し続けるというものでもなく、
グローバルなお金の流れによって、変動しています。
このあたりがFXの魅力であり一定のルールを守ることで
着実に利益を得ている人たちがいるのも事実です。
失敗が多いとされるのは、
読み間違いや感情的になることで起こります。
もちろん読みが当たれば大きな利益を得られる可能性もありますが
大半の人は失敗するのがあたり前です。
このような人間がすべてを判断して行うのをやめて、
ある程度、自動化したのが自動売買取引になります。
自動売買取引のメリットは、ルール通りに取引させることができるのが強みです。
特に利確と損切りを自動で行い、また24時間行ってくれます。
相場が動くタイミングは、アメリカ時間のケースが多く日本では夜になります。
このため自身で取引をして利益を得るためには夜型になる必要がありますが、
自動売買であればそのようなことは必要なくて済むのも
大きなメリットでメンタル面で安定します。
またルール通りに取引をしているので損を出しても自身で
取引をしている時よりも負担が小さく感じられます。
一方でデメリットは自動売買取引は完璧なものではなく
失敗することもあるということが挙げられます。
それに導入しているFX業者も少ないため日本ではあまり一般的ではありません。
ただいずれにしても取引の方法として検討するのに十分な価値があります。
最後に、裁量取引ベースにEAができるのが理想でしょうね！
では、また。
